#0010 VMware player 12 のインストールしゲストで windows 10 をインストールする

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VMware workstation 12 Player インストール手順 2016年11月版と
Windows 10 試用版のインストール手順 2016年11月版 になります。

Windows 10 インストール時のスナップ画像をつけて説明しています。
VMware Player は高速化設定も行っています。

ホームページを見るだけでウィルスに感染したとか、ウィルスの入ったメールを気づかずに開いてしまったら、PCのファイルを全て暗号化されて使えなくなってしまった等の対策として、もっとも現実的かつ実用的な対策として、『仮想環境でホームページの閲覧やメールのチェックを行う』というのがあげられると思います。

この手法があまり一般的になっていない理由のひとつとして、ライセンスの問題があるわけですが、VMware と Windows については『評価目的であれば無料で使用できる』という制度を用意しています。

また、Windows 7 を使用している方には、Windows 10 へ移行するための練習目的として使ってみるのもよいと思います。

ここでは
1. 無償版 VMware Workstation 12 Player のダウンロード
2. 無償版 VMware Workstation 12 Player のインストール
3. 評価版 Windows 10 のダウンロード
4. 評価版 Windows 10 のインストール
5. Windows 10 シャットダウン方法

の手順を説明します。

1. 無償版 VMware Workstation 12 Player のダウンロード

(注意)
公開されている最新の VMware Player のバイナリが 64bit 版のみとなっていますので、ここで紹介する記事では、64bit 版ウィンドウズを使用していることが前提となります。

下記のダウンロードリンクから、セットアップファイルを任意の場所にダウンロードしてください。

VM ware Workstation Player

2. 無償版 VMware Workstation 12 Player のインストール

ダウンロードしたセットアップファイルを実行してください。

(ユーザーアカウント制御が有効になっている場合(Windowsのデフォルト状態)では、以下のようなメッセージが表示されますので、「はい」ボタンをクリックして次に進んでください。

セットアップを実行すると最初に以下のダイアログが表示されます。『次へ』ボタンをクリックしてください。

使用許諾書ダイアログが表示されます。『使用許諾所に同意します』チェックボックスをONにして、『次へ』ボタンをクリックしてください。

カスタムセットアップ・ダイアログが表示されます。通常はデフォルトのままでOKです。インストールする場所もこのままで良いので、『次へ』ボタンをクリックしてください。

ユーザーエクスペリエンスの設定ダイアログが表示されます。チェックボックスはそれぞれ好みに応じて設定してください。ここでは両方とも OFF にしています。

ショートカット ダイアログが表示されます。ここも好みに応じてチェックボックスを設定してください。ここでは両方とも ON にしています。

インストールが始まります。しばらくお待ちください。

セットアップウィザード完了ダイアログが表示されます。試用する場合はライセンスキー入力等は不要です。完了を押して終了してください。

3. 評価版 Windows 10 のダウンロード

ダウンロードはMicrosoft TechNet Evaluation Center のサイトの以下のリンクから行えます。

Windows 評価版ソフトウェア ダウンロード

『サインイン』ボタンをクリックすると、アカウント入力画面に遷移します。

(注意) ダウンロードするためにはMicrosoft アカウントで PC にサインインする必要があります。
Microsoht アカウントを持っていない場合は Create one! リンクをクリックしてユーザー登録を行ってください。
参考までに英語版と日本語版の登録画面を併せて載せて置きます。(右下の言語選択で日本語表示を選べます。)

アカウントを入力するとパスワード入力画面に遷移します。パスワードを入力して次に進んでください。

ダウンロード画面に戻りますので『登録して続行』ボタンをクリックします。

ユーザー情報登録画面が表示されますので、それぞれ入力を行って『次へ』ボタンをクリックすると、ダウンロードを開始します。
ここで Windows 10 32bit 版と 64bit 版が選べますので使いたいほうを選んでください。
選択肢に、Windows 10 Enterprize LTSB と LTSB 無しがありますが、一般利用の場合は LTSB無しのほうにチェックを入れてください。

自動的にダウンロードが開始されない場合は、『ダウンロード』ボタンをクリックして開始してください。

4. 評価版 Windows 10 のインストール

VMware workstation 12 Player を起動してください。次に『新規仮想マシンの作成』をクリックしてください。

新しい仮想マシンウィザード ダイアログが表示されますので、『後でOSをインストール』ラジオボタンをONにして、『次へ』ボタンをクリックしてください。
(注意:インストールの途中でいくつか設定をする場合はこのようにします)

ゲストOSの選択 ダイアログが表示されますので、それぞれ『Microsoft Windows』ラジオボタンをONにし、バージョンはインストールする OS が32bit の場合は『Windows 10』、64bit の場合は『Windows 10 x64』を選択して『次へ』ボタンをクリックしてください。

仮想マシンの名前 ダイアログが表示されますので、適切に入力して『次へ』ボタンをクリックしてください。ここでは仮想マシン名に『Windows 10 ent x32 90日試用版 from 20161107』、『D:9_VMP』フォルダを新規作成した後、場所にこのフォルダを指定しています。

ディスク容量の指定 ダイアログが表示されますので、適切に入力して『次へ』ボタンをクリックしてください。ここでは 最大サイズ 30.0 仮想ディスクを単一ファイルとして格納ラジオボタンをONにしています。

仮想マシンを作成する準備完了、と表示されます。ここでは 『ハードウェアをカスタマイズ』ボタンをクリックしてください。

最初に『USBコントローラ』を選択して、『削除』ボタンをクリックしてください。
(参考:これがあると、本体のPCと仮想環境で USB の取り合いが発生するので、ちょっと鬱陶しいです。また、ここで削除してもいつでも追加が行えます。)

次に CD-ROM アイコンを選択してください。『起動時に接続』チェックボックスを ON にし、『ISO イメージファイルを使用する』ラジオボタンをONにした後、参照ボタンを押して、ダウンロードした ISO イメージファイルをフォルダ一覧から選択します。

このほか、メモリは 2GB程度 、プロセッサ数は 2 にすることをお勧めします。サウンドカードも不要であれば一旦削除しておいてOKです。設定が終わったら『閉じるボタン』をクリックします。

『完了』ボタンをクリックします。

ある程度、Windows に知識のある方向けの設定になりますが、ここで VMware 設定ファイルの編集を行います。上記の操作では仮想マシンのフォルダとして『D:9_VMP』と指定しています。このフォルダの中を見ると、『Windows 10 ent x32 90日試用版 from 20161107.vmx』という設定ファイルがありますので、これを Sakuraエディタ等のテキストエディタで開き、以下の設定を最終行にコピーして閉じます。

MemTrimRate = “0”
mainMem.useNamedFile= “FALSE”
sched.mem.pshare.enable = “FALSE”
prefvmx.useRecommendedLockedMemSize = “TRUE”
MemAllowAutoScaleDown = “FALSE”

上記の設定の説明は以下のホームページを参照してください。
VMware Player 上の仮想OSを高速化させ軽快に作動させるチューニング



『仮想マシンの再生』をクリックして Windows 10 のインストールを開始します。

インストールを開始すると VMware Tools の『ソフトウェアの更新』ダイアログが表示されます。

VMware Tools は OS が起動している状態でないと使えませんので、ここでは『後で通知する』ボタンをクリックして次に進みます。また、VMware tools がまだ使えませんので、VMware Player 画面内からマウスカーソルを外に出すときは、CtrlキーとAltキーを同時に押してください。

使用しているキーボードにより、日本語キーボードか英語キーボードを選択してください。『次へ』ボタンをクリックしてください。

『今すぐインストール』リンクをクリックしてください。セットアップが開始されます。

ライセンス条項画面が表示されますので、『同意する』チェックボックスを ON にして、『次へ』ボタンをクリックしてください。

インストールの種類では『カスタム:Windows のみをインストールする』のほうをクリックしてください。

インストールする場所はこのままでOKですので、『次へ』ボタンをクリックしてください。

インストールを開始します。インストールが進むと自動的にVMware Player 内で再起動します。

しばらく待っていると次の画面が表示されます。ここでは『カスタマイズ』ボタンを押してください。

設定のカスタマイズ画面が表示されるので、適切に設定して『次へ』ボタンをクリックしてください。

設定のカスタマイズ画面が表示されるので、適切に設定して『次へ』ボタンをクリックしてください。

設定のカスタマイズ画面が表示されるので、適切に設定して『次へ』ボタンをクリックしてください。

『接続方法を選択する』画面が表示されるので、ここでは下側をクリックしてください。

『次へ』ボタンをクリックしてください。

ユーザー名とパスワード、パスワードのヒントを入力して、『次へ』ボタンをクリックしてください。
(注意) ここで入力する ユーザー名とパスワードはこの仮想環境のみで使用するようにしてください。

Cortana の設定画面が表示されますので、すぐに使わない場合は『後で設定する』ボタンを、使う場合は『Cortanaを使う』ボタンをクリックしてください。ここでは『後で設定する』ボタンをクリックして先に進めています。

しばらく待っていると、画面が変わって Windows 10 が起動します。
ちなみにここで表示されるメッセージは
『こんにちは』
『ようこそ』
『準備をしています。PCの電源を切らないでください』
『Windows は最新の状態に維持され、オンライン時のユーザーの保護に役立ちます』
『さぁ始めましょう』
でした。

5. Windows 10 シャットダウン方法

左下の ウィンドウ・アイコンをクリック → 電源マーク をクリック → シャットダウン です。

後の記事で、お勧め高速化設定やフリーソフト・メーラー等のインストールの説明を行います。



wrote by tasa.