#0017 Windows 10 お勧め設定 – 2 : 高速化設定

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目次
1. 『タスクバー』の設定
2. 電源オプションの設定
3. デスクトップに『マイコンピュータ』アイコンを表示する
4. エクスプローラーオプションの設定
5. システムのプロパティの設定 - 1 : パフォーマンス優先設定
6. システムのプロパティの設定 - 2 : システムログの書き込みの停止
7. システムのプロパティの設定 - 3 : システムの復元を無効にする
8. ロック画面の非表示設定
9. 問題レポートの解決策を確認の無効化
10. 起動時のパスワード入力画面の非表示設定
11. 不要なサービスの無効化

Windows 10 の導入時には是非行いたい高速化設定集です。
一部仮想環境向けに不要ファイルの削除やディスクの圧縮、復元機能の無効化等も書いていきたいと思います。

操作時間短縮も兼ねて、ここでは『ファイル名を指定して実行』を多用しています。『ファイル名を指定して実行』ダイアログは Win キー + R で表示できます。

Firefox と chrome を使用している場合は 青字 箇所をクリックすることでコマンド文を選択できますので、コピーしてそのまま『ファイル名を指定して実行』に貼り付けて実行して下さい。

また、各々の操作が終わったらウィンドウを閉じて次に進んでください。

1. 『タスクバー』の設定

コマンド : shell:::{0DF44EAA-FF21-4412-828E-260A8728E7F1} (タスクバーと通知領域/Taskbar and Navigation properties)

小さいタスク バーボタンを使う オン
画面上のタスク バーの位置

※ 以下の設定も出来ます。
タスクバー上で右クリックし、『Cortana』 → 『表示しない』
ストアアイコン上で右クリックし、『タスクバーからピン留めを外す』

2. 電源オプションの設定

コマンド : shell:::{025A5937-A6BE-4686-A844-36FE4BEC8B6D}(電源オプション/Power Optoin)

【追加プランの表示】 右側の下マークをクリック
【高パフォーマンス】 ラジオボタンを選択
【プラン設定の変更】 リンクをクリック
【ディスプレイの電源を切る】 適用しない
【コンピューターをスリープ状態にする】 適用しない
3. デスクトップに『マイコンピュータ』アイコンを表示する

コマンド : shell:::{ED834ED6-4B5A-4bfe-8F11-A626DCB6A921} (個人用設定/Personalization)

【デスクトップの背景】 リンクをクリック
【背景】 で単色を選択
【背景色】 から好みの背景色をクリック
【デスクトップ アイコンの変更】をクリック
【コンピューター】 チェックボックスを ON
【コントロールパネル】 チェックボックスを ON
4. エクスプローラーオプションの設定

コマンド : shell:::{6DFD7C5C-2451-11d3-A299-00C04F8EF6AF} (エクスプローラーのオプション/File Explorer Options)

表示タブの設定を以下の図と同じようにオン/オフする

5. システムのプロパティの設定 - 1 : パフォーマンス優先設定

コマンド : sysdm.cpl (システムのプロパティ/System properties)

【詳細設定】 タブをクリック
【パフォーマンス】 フレーム内の『設定』ボタンをクリック
【パフォーマンスを優先する】 ラジオボタンをクリック
6. システムのプロパティの設定 - 2 : システムログの書き込みの停止

コマンド : sysdm.cpl (システムのプロパティ/System properties)

【詳細設定】 タブをクリック
【起動と回復】 フレーム内の『設定』ボタンをクリック
【システムログにイベントを書き込む】 チェックボックスを オフ
【デバッグ情報の書き込み】 で (なし) を選択
7. システムのプロパティの設定 - 3 : システムの復元を無効にする

注意! この設定は仮想環境で動作している Windows 用です。普段使用してるPC等でこの設定を行った場合、PCの調子が悪くなったときに復帰させるのが面倒になります。

コマンド : sysdm.cpl (システムのプロパティ/System properties)

【システムの補語】 タブをクリック
『構成』ボタンをクリック
【システムの保護を無効にする】 ラジオボタンをクリック
『OK』ボタンをクリック
『はい』ボタンをクリック
8. ロック画面の非表示設定

コマンド : gpedit.msc(ローカル グループ ポリシー エディター/Local Group Policy Editor)

(コンピューターの構成内の) 【管理用テンプレート】 → 【コントロールパネル】 → 【個人用設定】 を順番にクリック
【ロック画面を表示しない】 設定をダブルクリック
『ロック画面を表示しない』 ウィンドウが表示されるので、『有効』 ラジオボタンを選択して、『OK』ボタンをクリック
9. 問題レポートの解決策を確認の無効化

コマンド : gpedit.msc(ローカル グループ ポリシー エディター/Local Group Policy Editor)

(コンピューターの構成内の) 【管理用テンプレート】 → 【Windows コンポーネント】 → 【Windows エラー報告】 を順番にクリック
【Windows エラー報告を無効にする】 設定をダブルクリック
『ロック画面を表示しない』 ウィンドウが表示されるので、『有効』 ラジオボタンを選択して、『OK』ボタンをクリック
10. 起動時のパスワード入力画面の非表示設定

コマンド : shell:::{7A9D77BD-5403-11d2-8785-2E0420524153} (ユーザーアカウント/User Accounts)

【ユーザーがこのコンピューターを ~ 】 チェックボックスを オフ
『OK』ボタンをクリック
【システムの保護を無効にする】 ラジオボタンをクリック
ログインパスワードを入力
ログインパスワードを入力
『OK』ボタンをクリック
11. 不要なサービスの無効化

注意! この設定は主に仮想環境で動作している Windows 用です。普段使用してるPC等で、ここに書かれた設定を行う場合は元に戻せるように元の設定を記録しることをお勧めします。

コマンド : services.msc (サービス/Services)

以下が無効に出来る項目の一覧になります。使用していない項目を順番にダブルクリックし、【スタートアップの種類】を『無効』にしていきます。実行中の項目については、サービスの状態を停止にしてから無効にするか、あるいは全ての設定を終えた後で Windows の再起動を行います。また、項目そのものが無い場合は無視してください。

※ 状態が「実行中」ではなく、スタートアップの種類が「手動」もしくは「手動(トリガー開始)」になっているものは『無効』にする必要はありません。確実に止めておきたいときだけ『無効』にしてください。

Bluetooth Handsfree Service Bluetooth機器のサービス
Bluetooth サポートサービス
Diagnostic Policy Service Windowsが正常に動いているかなどの自己診断関連のサービス
Diagnostic Service Host
Diagnostic System Host
Diagnostic Tracking Service Windows 10 キーロガー(キーボードから入力された文字をmicrosoftに送信する)を停止
Fax Fax サービス
Downloaded Maps Manager マップアプリを使用してない場合に無効化
IP Helper IPv6接続を使用しない場合
Hyper-V ~ Microsoft の 仮想化技術。8項目全部を無効にします。
Remote Desktop ~ リモートデスクトップ関連。2項目全部を無効にします。
Remote Registry リモートレジストリ(セキュリティ対策)
Routing and Remote Access リモートアクセス関連
Secure Socket Tunneling Protocol Service VPN関連


wrote by tasa.